「歩く」ことは健康維持の基本ですが、実は多くの人が知らず知らずのうちに体に負担をかける「間違った歩き方」をしています。
「かかと(踵)から歩きましょう」
昔からよく聞くこの言葉ですが、実は大きな落とし穴があるのをご存知ですか?
「かかと」ってどこですか?
ウォーキングレッスンで「かかとで着地しましょう」と伝えると、ほとんどの方が足の一番後ろの「角」の部分を指します。
しかし、解剖学的な「かかと」は、もっと広い範囲を指します。

多くの人がイメージする「かかとの角」で着地することは、実は体にとって自然な動きではありません。
かかとの角で歩くことのマイナス
今後、「かかとの角」から着地する歩き方は、今すぐやめてください。
かかとの一番後ろにある「角」からドンッと足を下ろそうとすると、足首がガチッと固定され、いわば、ブレーキをかけながら歩いている状態になり、スムーズな体重移動も妨げられます。
さらに、足裏にはアーチというクッション機能がありますが、「角」で着地するとその機能がうまく働かず、その衝撃が直接、膝や腰、首へと伝わってしまいます。つまり、歩くたびに体を痛めているということになるのです。
また、足指も、「浮き指」という浮いた状態になってしまい、これが、歩けば歩くほど疲れたり、関節痛を引き起こしたりする原因となるのです。
40代、50代と年齢を重ね、更年期の不調や体力の低下を感じている時にこの歩き方を続けていると、骨格のバランスがどんどん狂っていきます。
つま先は真っすぐ、かかとの「面」でつく
疲れない歩き方のポイントは、かかとの一番後ろの「角」ではなく、その少し前にある広い「面」で着地することです。
つま先を進行方向に向けて足を真っすぐ前に出し、かかとの骨の底面全体、つまり、「面」で地面を捉えるイメージを持ってください。

こうすることで足首の固定がはずれ、足裏のアーチが正常に機能し、地面からの衝撃をしっかり吸収できるようになります。結果、余計な筋力を使わず、関節への負担も減るため、長く歩いても疲れにくくなります。
家の中を歩くときから、ぜひ足の出し方を変えてみてくださいね。
ウォーキングレッスンの申し込みはこちらから!