ウォーキング

その痛み、年齢のせいにしないで!腰痛・関節痛を緩和する4つの栄養素と生活習慣

なぜ50代から腰や膝の痛みが増えるのか?

年齢とともに、腰や膝の痛みを感じることが増えていませんか? 
50代になると、筋肉量の減少やホルモンバランスの変化によって、腰や関節が痛みやすくなります。

「このまま悪化したらどうしよう…」と不安に思う方も多いはず。でも、不安よりもまず、日々の食事と生活習慣の見直しを始めましょう。

実は、腰や関節に負担がかかるのは運動のしすぎだけではありません。長時間の座りっぱなし、重い荷物の持ち運び、冷えによる血行不良など、日常の些細な動作が痛みの引き金になっていることもあります。

痛みに効く4つの栄養素

痛みの予防や回復には、栄養の力がとても大切です。痛みに効く4つの栄養素を意識して摂ることで、筋肉や神経の健康を保ち、痛みをやわらげる助けになります。

ビタミンB6

神経を落ち着かせ、筋肉のこわばりやけいれんを防ぎます。
☆多く含まれる食品: レバー、マグロ、ナッツ、ニンニク

ビタミンB1

神経の働きをサポートし、筋肉疲労を軽減。神経痛や倦怠感の予防にも。
☆多く含まれる食品: 豚肉、玄米、豆類、ウナギ、ナッツ、海藻類

ビタミンB12

神経の修復を助ける“痛み対策ビタミン”。筋肉の修復・回復にも必要です。
☆多く含まれる食品: レバー、サバ、卵、チーズ(※ベジタリアンは特に不足しやすい)

ビタミンE

血流を改善し痛みを軽減。筋肉や関節に酸素や栄養を届けます。
☆多く含まれる食品: ナッツ、ウナギ、魚卵、カボチャ、小麦胚芽

日常生活で取り入れたい3つの習慣

痛みがあると動くのが億劫になりがちですが、必要最低限は動いて痛みを軽減させましょう。

正しいウォーキングで筋肉を強化

姿勢よく歩くだけで、腰や関節の負担がぐっと軽くなります。

湯船につかって血行促進

40℃前後のぬるめのお湯に15分ほどつかり、筋肉の緊張をやわらげましょう。

良質な睡眠で体を回復

寝ている間に筋肉や関節は修復されます。寝る前のストレッチやリラックス習慣を心がけて。

痛みが強いときは?

歩くのもつらいほど痛みがある場合は、無理せず医療機関へ。我慢して悪化させるより、早めの対応が大切です。放置すれば慢性化や日常生活への支障にもつながります。

まずは「歩く」ことから始めよう

体の痛みは、動かさなさすぎても、動かしすぎても起こるものです。だからこそ、自分に合った「ちょうどよい動き方」が必要です。

もし歩ける状態なら、外を歩いてみましょう。朝の光を浴びながら背筋を伸ばして歩けば、体も心も整います。

「外を歩くのがつらい…」という方も、あきらめないで。まずは家の中で姿勢を整え、歩き方を見直すことから始めればいいのです。姿勢が変われば、体の負担も減り、自然と痛みがやわらいでいきます。

まとめ

痛みは我慢したくありませんし、50代はもう「年だから」と我慢する年でもありません。
食べ方・暮らし方・歩き方を見直すことで、体はちゃんと応えてくれます。無理なく、やさしく、自分の体と向き合っていきましょう。

あなたの「歩き方」、見直してみませんか?

体の痛みは、正しく歩くだけでも和らぎます。50代からの体をいたわるやさしいウォーキングレッスン、始めてみませんか?

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飯田みさ代

飯田みさ代

大人女子健康プロデューサー/ウォーキング講師

記者・編集者として日刊スポーツ新聞社に34年間勤務。紙面だけでなく、Webやモバイルサイトのコンテンツ制作にも長く携わる。ジュニアアスリートの食事を支える情報サイト「アスレシピ」では編集長を務め、成長期の子どもを持つ保護者、特に母親たちから多くの支持を集めた。

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