今年の夏も暑いですね。
少しでも標高の高いところへ行きたくなります。
先日の合宿では、前回ご紹介したビーツの真っ赤なポタージュを選手たちに出しました。
ビーツなんて知らない子どもたちばかり。
でも、「初めての食材」に出会うことも、合宿で大切にしている経験の一つです。

そして、この時期になると欠かせないもう一つの食材があります。
それが、八ヶ岳産のブルーベリーです。
毎年通うブルーベリー園
合宿の準備の合間を縫って、
今年もいつものブルーベリー園へ行ってきました。
もう10年以上通っている、小さな摘み取り園です。
個人客だけを受け入れる、
自分のペースでゆっくり摘める、そんな場所です。
オーナーさんが代わりましたが、
今年顔を出すと
「昨年もいらしてくださいましたよね」
と声をかけてくださいました。

一年に一度しか伺わないのに覚えていてくださったことが、なんだかうれしくて。
今年もまた夏が来たな、と感じる瞬間でした。
摘んだブルーベリーは、
合宿の朝食でヨーグルトに添えて選手たちへ。
毎年の小さな夏の恒例です。
八ヶ岳のブルーベリーがおいしい理由
国産ブルーベリーの旬は6〜9月。
中心となるのは7〜8月です。
八ヶ岳のような標高の高い地域では、
ノーザンハイブッシュ系という大粒の品種が多く栽培されています。
昼夜の寒暖差が大きいため、
甘みもしっかりとのります。
暖地のブルーベリーが八ヶ岳で育った
一方で、わが家の庭に植えてあるのは少し違います。
もともとは横浜で育てていたラビットアイ系。

試しに八ヶ岳へ移植してみたところ、
最初は心配したものの、十数年たった今ではすっかり土地になじみ、
ここ数年は毎年たくさん実をつけるようになりました。
暖地向けの品種なので、熟すのは8月下旬から9月。
それでもしっかり甘く実ります。
八ヶ岳へ家を構えてから植えたハイブッシュ系と今は両方実るようになりました。
植物の環境への適応力には、本当に驚かされます。

生と冷凍、それぞれのおいしさ
冷凍ブルーベリーは一年中手に入りますが、
生で味わえるのは夏だけです。
合宿ではプレーンヨーグルトに、
甲州産すもものジャムを少し。
その上へ旬のブルーベリーをころんと6〜7粒。
見た目も夏らしい一皿になります。

生のブルーベリーは香りが豊かで満足感があり、
冷凍するとアントシアニンが吸収されやすくなるという特徴もあります。
旬の間は生で楽しみ、食べきれない分は冷凍しておく。
そんな楽しみ方もおすすめです。
夏の旅先でブルーベリーを見つけたら、
まずは生で味わってみてください。そして、もし少し使いきれなかったら冷凍庫へ。
夏だけの旬を、少しだけ長く楽しめます。