「もう50代だから」
「家族がいるから」
「仕事を手放すのは不安だから」
そう言いながら、本当はやってみたいことを胸の奥にしまっていないでしょうか。
7月2日のマイミータス・ラボでは、「50代からの挑戦、私たちはまだまだ輝ける」をテーマに、お話会を開きました。ゲストは、55歳で仕事を辞め、単身韓国へ語学留学に踏み出した真鍋千絵美さんです。
「いつか行きたい」を、現実に変えた一歩
真鍋さんの韓国留学のきっかけは、K-POPを通じて深まった韓国への思いでした。
「韓国語を話せるようになりたい」
「もっと現地で暮らすように過ごしてみたい」
その気持ちを、真鍋さんは「いつか」では終わらせませんでした。
仕事を辞め、家族を日本に残し、大学付属の語学学校へ通う道を選びました。
もちろん、不安がなかったわけではありません。しかし、真鍋さんは、はっきりと言います。
「心配事の99%は起こらない。ブレーキだと思っていることの多くは、自分で勝手にかけているだけ」
この言葉は、参加者の心を大きく動かしました。
家族を信じることは、自分の人生を許すこと
真鍋さんは、留学の前から家族の暮らし方を少しずつ変えていました。1年前から夕食作りを手放し、大学生になった子どもたちには「自分のことは自分で」と伝えてきたそうです。
母親だから、全部やらなければいけない。
家族のために、自分の夢は後回しにしなければいけない。
そんな思い込みを手放すことは、家族を突き放すことではありません。
いわば、家族を信じる。それは、自分の人生にも許可を出すことでした。
動ける時間は、無限ではない
50代になると、人生の残り時間を現実として感じる瞬間があります。
同年代の訃報。
親の介護。
自分の体力の変化。
平均寿命まで時間があるように見えても、自分の足で行きたい場所へ行き、自分で暮らしを整えながら動ける時間は、無限ではありません。
だからこそ、真鍋さんは言います。
「やりたいことは、やりたいと思った時にすぐやらないと後悔する」
「できたらいいな」ではなく、「私はやる」と言う

印象的だったのは、言葉の力です。真鍋さんは以前から「韓国で3カ月生活する」と口にしていたそうです。その言葉は、やがて現実になりました。
「できたらいいな」ではなく、「私はやる」と言い切る。
言葉にすると、自分の覚悟が決まります。
周りにも伝わります。
必要な情報や応援も集まり始めます。
ひとりの決断が、誰かの背中を押す
この話を聞いて、当日のチャット欄にも、前向きな声が相次ぎました。
「挑戦するスピリットに勇気づけられます」
「諦めていたけれど、大学卒業、もう一度やるか!と思いました」
「来年、スリランカに行きます」
「還暦記念にホノルルへ行きます」
「東北で高校野球部の寮母になります」
年齢は、夢をあきらめる理由ではありません。
家族は、自分の人生を止める理由ではありません。
不安は、行動しないための証拠ではありません。
人生100年時代。
50代は、終わりに向かう年代ではなく、これからの生き方を選び直せる年代です。
あなたが今、本当にやってみたいことは何ですか。
「私は、〇〇をする」
その一文が、次の人生を動かす最初の一歩になります。