中央道上り線の談合坂サービスエリア、
ここには「やさい村」があります。
山梨県上野原市で採れた野菜を中心に、旬の地場野菜・果物をお値打ち価格で取り揃えています。
つい先日の平日昼ごろ久しぶりに立ち寄り「花ズッキーニ」を見つけて思わず買い物かごへ。
(また帰ってからやることを増やしたな、と思いつつも珍しい食材に少しわくわく・・・)

談合坂の「やさい村」では他にヤングコーンも買いました。
ヤングコーンや葉玉ねぎは「間引き」で出てきた副産物です。花ズッキーニもそうなのかな…ふとそんな軽い疑問が頭をよぎりました。
短い旬が運んでくる貴重な出会い
ズッキーニはかぼちゃの仲間。雄花(実がつかない)と雌花(実がつく)とがあるわけですが、食用に出荷されているものは雄花が多いそうです。
一方で雌花は途中で間引いて実を大きくします。そこで出てきたのが雌花の花ズッキーニ。

そういえば前にもほかの場所で花ズッキーニを買ったことがあるのですが、そこに“赤ちゃんズッキーニ”はついていませんでした。
ズッキーニは朝、花が開き夕方になるとしぼんでしまうので早朝にとるそうです。
冷蔵状態で素早く運ばないとすぐに痛んでしまうデリケートさ、さらに初夏の短い期間だけ流通するという食材。
農家さんの畑でその日に間引かれたものが、そのまま「やさい村」の売り場に並んでいたのでしょうか。
そう考えると、この日の出会いはずいぶん貴重なものだったと思います。
食材ひとつにも、知らないことがまだまだたくさんあります。
さて、どう食べよう?
さて、買って帰ってきたはいいけれど
どう食べようか、まで決めていませんでした。
レシピを探すとフリッターなど洋食が多く出てきます。
一番手軽なのはフリッターだと思います。
でも、油で揚げずに和風にできないかなと思ったんですね。
花ズッキーニのえびしんじょ風を作ってみた

(材料)
A
・花ズッキーニ 5つ
・エビ 100g
・はんぺん 1/2
・片栗粉 大さじ2くらい
・だし+水 作り方④参照
・みりん 少々
・水溶き片栗粉 少々
(作り方)
①花ズッキーニは盆ざるに載せ軽く外側に水をかけてほこりを落とす。
②材料Aをフードプロセッサーにかける。
③②を花ズッキーニの中に詰める。
④ズッキーニが2/3くらい浸かる水に粉末だしや液体だしを適当量入れてやや弱めの中火くらいで加熱する。
⑤④に火が通ったようならそこに水溶き片栗粉を入れて煮汁にとろみをつけできあがり。
※花はとっても破けやすいですのでそおっと扱います。
焦げかけてもあきらめない
上に整理したつくり方だけ見るとわかりませんが
④のところで火加減がおそらく強くて焦げ付く寸前に慌てて火を止めました。
焦って鍋に水を即投入しようとしたのですが、
それをしたら焦げていない上の部分まで焦げのにおいが回るので
一つずつそお~っととり(“赤ちゃんズッキーニ”はもげてしまいましたが)、少し茶色く色の変わりかけた底のところを洗って、再度別の鍋にだし汁を入れ、作り方の⑤の水溶き片栗粉でとろみをつけてぎりぎり難を逃れました。
出会えたら、それはちょっと幸運
トホホな話ですが、一応問題ない味に。
せっかく買ってきた食材なので “執念”で挽回しました。
途中で思い立ち水煮の淡竹を加えコリコリ感もあります。
見栄えは予想と違ってしまいましたがおいしい和風の一品になりました。
5~7月の短い時期にしか出回らない花ズッキーニ。
旅先で。
外食で。
もし出会えたら、それはちょっと幸運なことかもしれません。
旬は、いつもほんの少し急ぎ足です。