食事

更年期の働き方改革

起業・フリーランス・パート…“自分に合う働き方”を選べる時代へ

40〜50代は、女性にとってキャリアの節目が重なる時期です。
管理職としてチームを率いる人、専門職として責任ある仕事を担う人、子育てが落ち着き再び働き方を見直す人、あるいは起業やフリーランスに挑戦する人も増えています。

その一方で、同じ年代に訪れるのが更年期の体調変化
ホットフラッシュ、睡眠障害、集中力低下、気分の揺らぎ、動悸、めまい…。
「仕事は続けたいのに、体がついてこない」
そんな声は珍しくありません。

私自身、50歳前後にはフルタイム勤務していましたが、先住犬の介護も重なり、仕事のパフォーマンスが低下しただけでなく、帯状疱疹になってしまったことがありました。

今、社会全体で「更年期の働き方改革」が必要とされているのは、女性のキャリアが長期化し、働き方の選択肢が広がったからこそ。
“企業で働く”だけが前提ではない時代に、女性が自分らしく働き続けるための視点で働き方を考えてみましょう。

1. なぜ今「更年期の働き方改革」が必要なの

● 女性のキャリア寿命が延びた

定年延長、再雇用、専門職の増加により、50代以降も働く女性が増加。
更年期は「キャリアの後半戦のスタート地点」とも言えます。

● 働き方の多様化

  • 正社員
  • パート
  • フリーランス
  • 起業
  • 複業
  • 副業
  • リモートワーク

選択肢が広がったことで、体調に合わせた働き方が可能になりました。

● 更年期症状は“個人の問題”ではなく“社会の課題”

英国では更年期離職が社会問題化し、企業が制度化を進めています。
日本でも同様に、離職・休職・パフォーマンス低下が経済損失として注目されています。

2. 企業勤務の女性に必要な「制度 × 自己管理」

企業で働く女性にとって、更年期支援は“働き続けるためのインフラ(基盤・土台)”です。

● 企業が導入し始めた支援制度

  • 更年期セミナー
  • 相談窓口
  • フレックス・時差出勤
  • 在宅勤務
  • 健康支援プログラム

制度があるだけで「相談していいんだ」という心理的安全性が生まれます。

● 働くの女性が意識したい食事ポイント

  • 朝の血糖値を安定させる朝食摂取
  • 午後の眠気を防ぐ低GI(グリセミック・インデックス)の昼食
  • カフェインの摂り方
  • 睡眠の質を上げる夕食
  • ストレス耐性を高めるマグネシウム・オメガ3脂肪酸

体調管理は“自分のキャリアを守る1番の投資”です。

3. フリーランス・起業という選択肢

「自由」だからこそ必要なセルフマネジメント

40〜50代で起業する女性は増えています。
理由はさまざまですが、

  • 自分のペースで働きたい
  • 体調の波に合わせたい
  • 好きな仕事に集中したい
  • 好きな仕事に集中したい

という声が多いのが特徴です。

そんな私も、フリーランスという働き方を選択しました。

● メリット

  • 働く時間を自分で決められる
  • 休息を取りやすい
  • 仕事量を調整できる

● デメリット

  • 収入が不安定
  • 仕事と休息の境界が曖昧
  • 自己管理がすべて自分の責任

特に更年期は、
「頑張りすぎて気づいたら倒れていた」
というケースも少なくありません。

● フリーランスに必要な栄養戦略

  • 朝食を抜かない(体内時計の安定)
  • 仕事の合間に軽食で血糖値をキープ
  • カフェイン依存を避ける
  • 夜は消化に優しい食事で睡眠の質を確保

自由な働き方ほど、体調管理の重要性が増します。

4. パート・短時間勤務という“柔軟な働き方”

更年期の体調変化が大きい時期は、
「働く量を一時的に減らす」
という選択も立派な働き方改革です。

● メリット

  • 体調の波に合わせやすい
  • 責任の重さを調整できる
  • 家庭との両立がしやすい

● デメリット

  • 収入が減る
  • キャリアの停滞感
  • 社会的なつながりが減る

ただし、短時間勤務を一時的に利用し、再びフルタイムに戻る女性も多くいます。

5. どの働き方にも共通する“更年期のセルフケア”

働き方が違っても、体調を整える基本は同じです。

① 血糖値の安定

集中力・気分の安定に直結。

② マグネシウムで緊張緩和

肩こり・頭痛・不安感の軽減。

③ オメガ3脂肪酸(EPA、DHA、αリノール酸)で脳の炎症を抑える

メンタルの揺らぎをサポート。

④ 鉄不足を改善

疲労感・めまい・集中力低下の予防。

⑤ 睡眠の質を上げる

夜の食事・光環境・カフェイン管理も重要。

働き方改革は、制度だけではなく、
「自分の体を理解し、整えること」から始まります。

6. まとめ:更年期は“働き方を再設計するチャンス”

更年期は、キャリアを諦める時期ではありません。
むしろ、働き方の選択肢が最も広がる年代です。

体調の波を理解し、制度や働き方を柔軟に選び、
食事と栄養で体を整えることで、
「更年期でも、自分らしく働き続ける」ことは十分可能です。

更年期は、働き方を見直し、
これからの人生をより豊かにするための“再設計のタイミング”。
あなたの体とキャリアに合った働き方を選ぶことが、
これからの時代の「働き方改革」です。

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今井久美

今井久美

食事で未来を変える栄養プランナー

管理栄養士。長年にわたり、病院やクリニックでの栄養相談・保健指導に従事。糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病改善、予防のための減量など、個別の状態に寄り添った栄養指導を得意とする。また、栄養士・管理栄養士を養成する専門学校の教員として14年間勤務し、後進の育成にも尽力。「今よりもっと健康で美しく」をモットーに、食事を通じて心と体の両面から健康をサポートしている。

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