今日2月3日は、節分です。
節分といえば、「鬼は外、福は内」。「豆まき」の日ではなかったでしょうか。
関東に住む私が子供の頃は、鬼のお面を作ったり、父親が鬼の役になって子供たちが豆を投げつけたりと、家庭内の一大アトラクションだった記憶があります。
それがいつの頃からか「恵方巻」というものが台頭し、今や節分は「恵方巻を食べる日」に変わってきた気がします。
売り場は恵方巻に占拠?! スーパーで直面した「福豆難民」の現実
今朝、スーパーへ豆と恵方巻を買いに行きました。
すると、売り場はもう「恵方巻だらけ」。鮮魚コーナーもお弁当コーナーも、ちょっとした冷蔵スペースも、すべて恵方巻に占拠されていました。しかも、結構なお値段の豪華なものばかり。
「まあ、豆はどうしようかな」と探してみると、なんと豆が見つからない。
店員さんに「福豆ありますか?」と聞くと、「煮豆ですか?」なんて返される始末。
「いえ、節分で撒く豆です」と撒くポーズをしながら説明しましたが、「もう売り切れました」とあっさり言われました。
子供たちが巣立った後も、毎年豆まきをしている我が家。夫が遅い平日は、1人で豆まきをすることになるし、余った豆の消費には頭を悩ませていました。
しかし、だからといって「豆まきをやらない」ということにはならず、近くのドラッグストアを2軒、さらに別のスーパーにも行きました。しかし、やっぱり食品売り場は恵方巻やパーティーメニューばかり。肝心の「豆」が見当たらないのです。
店員さんに聞き込みをして、ようやくお店の入口の隅にほんの少しだけ残っているスペースを発見しました。しかし、そこにあったのは驚くほど少量の豆(99円)。昔のように豪快に撒くような量ではなく、家族全員が自分の年齢の数だけ食べるのも難しいような小袋です。
それだけでは心細くて、2種類購入しました。
掃除が大変、外に撒けない…高くなった現代の「豆まきハードル」
実は、個包装の福豆もあったようですが、そちらは売り切れ。それを見て、世の中はもう「豆まき」自体をやらなくなっているのかもしれないと考えました。
確かに、家の中は汚れるし、掃除も大変です。高層階から外へは投げられませんし、戸建てでも道路まで豆を投げるわけにはいきません。
現代は、「豆まきのハードル」が高くなったんだなあ…としみじみ思っていたところ、もっと合理的に豆まきを楽しんでいる地域があることを思い出しました。
大豆ではなく、「落花生(ピーナッツ)」を撒く地域です。
合理的で衛生的! 雪国と千葉に学ぶ「落花生スタイル」
実は、北海道、東北、北陸、信越などの「雪国」では、大豆ではなく落花生を撒くのが一般的なんだそうです。
雪の中に撒いても、殻が大きくて見つけやすく、後で拾うのが簡単だからと言われています。しかも、殻に入っているので中身が汚れず、拾った後も衛生的に食べられる。非常に合理的ですよね。
この「落花生勢力」、実は北日本だけではありません。落花生の生産量が多い、鹿児島や宮崎など南九州の一部、大産地である千葉県でも、落花生を撒く家庭が多いそうです。

日本の地図で見てみると、北の北海道・東北と、南の九州、そして関東の一部。日本の端と端が「落花生派」で、その間の関東から関西の広いエリアが「大豆派」という、オセロのような勢力図になっているんです(地域や家庭によって違いあり)。
「掃除が大変」「食べる時に衛生面が気になる」
そんな理由で豆まきから遠ざかっている「大豆エリア」の人間も、「落花生スタイル」を取り入れれば、もっと気軽に節分を楽しめるのかもしれません。
来年の教訓。「節分の準備」は早めが吉
とはいえ、今年はもう手元の小袋の大豆しかありません(苦笑)。
スーパーを何軒もはしごして得た教訓は、「福豆(あるいは落花生)は、早めにゲットする」。
これが来年以降の鉄則になりそうです。
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